今回の<共存びと>はセレクトショップなど、様々なお店に作品を置かれているフリ
ーのバッグデザイナー・庄野裕美さんにお話を伺ってきました。
日々の暮らしの中、コツコツと産み出されるバッグたちはどのように誕生しているのでしょうか…?
共存)バッグデザイナーになったキッカケは何ですか?
庄野さん) 元々はスタイリストをしていたのですが、腰を悪くしてスタイリストの仕 事を辞めたのがきっかけです。
共存)なぜ、バッグを選んだのですか?
庄野さん) スタイリスト時代から靴とバッグが好きだったので、手作りをしていく中 、自然とそうなりました。
共存)デザインはどうやって考えますか?
庄野さん) まずは素材を見てから。素材から色々なインスピレーションをもらいます 。
共存)アイディアが浮かびやすい時間帯ってありますか?
庄野さん) あまり意識したことがないけど、お日様が上がってる時間帯かな。
共存)制作の参考になるものはありますか?
庄野さん) 50〜70年代の雑誌。古本屋さんでいろいろ買っていて、洋書も和書も大好 きです。
共存)フリーランスで活動されていますが、それはなぜですか?
庄野さん) 元々、フリーのスタイリストだったので、このやり方しかわからないんで す(笑)。私には気楽で合っていますね。
共存)制作において、一番気を付けていることはありますか?
庄野さん) 丁寧に仕上げることです。手作りなので、ひと手間を惜しみません。
共存)作っているもの全般に共通するテーマみたいなものはありますか?
庄野さん) 作っているもの全てに、「ハッピーワールド」というテーマを設けていま す。
共存)できあがったバッグをお店に卸すときは、どのような気持ちになりますか?
庄野さん) 我が子を旅立たせる気分。「元気でねー!」と手を振るような(笑)。淋 しい気持ちではないんですけど。
共存)過去に制作上の失敗があればエピソードを教えて下さい。
庄野さん) 失敗はしません!(笑)嘘ですけど…。でも、失敗しないよう、制作に入 る前、いろいろ実験はしています。
共存)手作りの良さは何ですか?
庄野さん) よく言われることかもしれませんが、やっぱり、暖かさですね。量産では 出せないものがあります。
共存)今後、バッグ以外に手かげてみたいものはありますか?
庄野さん) 元々好きな靴。それから生活雑貨も作りたいですね。最近、制作途中で出 た廃材で自分用に雑貨を作ったんですけど、かわいくって仕方がありません(笑)。
共存)お仕事以外でハマっているものがあれば教えて下さい。
庄野さん) 家で天然酵母を育てて、パンを焼くこと。自分で作って、育てて、食べる のは楽しいです。
共存)仕事に煮詰まったときは、何でそれを克服しますか?
庄野さん) 旅に出ます。長距離バスに乗って、気ままに出かける旅が好きですね。旅 先で見つけた古い手芸屋さんで、バッグ作りに役立つ掘り出し物を見つけることも多
いんですよ。
共存)仕事中のリフレッシュ方法はありますか?
庄野さん) 散歩。それから、長く続けている合気道も気持ちが良くなります。
共存)今後はどのように活動されて行きたいですか?
庄野さん) 具体的なことはハッキリと決めていないんですけど、衣・食・住を通して 人と関わることをしていきたいです。
共存)今日はお忙しい中、ありがとうございました!
庄野さんのバッグは、
☆ミニョン代官山店 tel.03-5456-0575
にて取扱っています。
気になった方はぜひぜひ足を運んでゲットしてください! |